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ボルドー地方とは?ボルドーワインの特徴と魅力を紹介!

「ワインといえばボルドーと聞くけどピンとこない」
「ボルドースタイルのワインってどんなワイン?」
「おすすめのボルドーワインを知りたい」

ワインといえばフランス。そしてフランスの中でもボルドー地方で造られるワインの歴史は深く「ボルドースタイル」という言葉が使われるほど高く評価されています。

本記事ではボルドー地方のワインの特徴と、おすすめのボルドーワインを解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ボルドー地方とは

ボルドー(Bordeaux)地方とは、フランス南西部の中心的な都市一帯の一大ワイン産地です。ボルドーはフランス本土最大の県であるジロンド県の県庁所在地でもあります。

ボルドーは世界最高峰の赤ワイン産地として知られており、中でも長期熟成可能なフルボディの赤ワインは高く評価されています。

ボルドーワインの品質の高さは世界的にも認められており「ボルドースタイル」という言葉が存在するほどです。

高級な赤ワインの他、手頃な価格帯の赤、白、ロゼ、甘口ワインなど幅広い種類のワインを生産していることでも知られています。

ボルドー地方・ボルドーワインの特徴

ボルドー地方とボルドーワインの主な特徴を紹介します。

  • 豪華なシャトー
  • メドック格付け
  • バラエティに富むワインを生産
  • 長期熟成を楽しめる
  • 左岸と右岸

豪華なシャトー

ボルドーといえば「シャトー・マルゴー」や「シャトー・コス・デストゥネル」といった豪華なシャトー(=ワイン醸造所)が有名です。

なぜワイン醸造所をシャトーと呼ぶようになったのでしょうか?

シャトー(château)とは「」という意味を持つフランス語の言葉です。

ボルドーでは、かつて貴族や富豪たちが城を構えてワインを生産していました。

このことから、ブドウ畑を含むワイン醸造所のことを「シャトー・〇〇」と呼ぶようになったのです。

ボルドーでは現在も巨大資本を持つオーナーによる、立派なシャトーを見ることができます。

メドック格付け

メドック格付けとは、1855年のパリ万博を機に制定された独自の格付けです。

フランス商工会議所が当時のワイン取引価格を基に制定しました。

メドック格付けでは、1級から5級まで合計61の赤ワインを造るシャトーが格付けされています。

この格付けは1973年にムートンが1級に昇格したことを除き、約160年間変わっていません

メドック格付け1級のシャトーは以下の5つのシャトーです。

  • シャトー・ラトゥール
  • シャトー・ラフィット・ロスチャイルド(ロートシルト)
  • シャトー・ムートン・ロスチャイルド(ロートシルト)
  • シャトー・マルゴー
  • シャトー・オー・ブリオン

これらは通称「5大シャトー」と呼ばれており、ボルドーワイン界のトップに君臨しています。

バラエティに富むワインを生産

ボルドーはもっぱら高級な赤ワインで有名ですが、「ソーテルヌ」と呼ばれる甘口の貴腐ワインや、「ボルドーブラン」と呼ばれる辛口の白ワインなど、さまざまな種類のワインでも知られています。

ボルドーでは上記の他にもロゼワインや、コストパフォーマンスに優れるミディアムボディの赤ワインなど、実に多彩なワインが生み出されています。

長期熟成を楽しめる

ボルドー地方の赤ワインは、長期熟成を楽しめることでも知られています。

ボルドー地方は昔から年による気候の差が激しかったため、ブドウの出来にも年による差が生まれていました。

ブドウの出来が良かった年は「当たり年」と呼ばれ、長期熟成に向いているとされています。

熟成可能な期間は、銘柄やヴィンテージ(ブドウが収穫された年)によっては50年以上ともいわれ、世界中にコレクターが存在します。

左岸と右岸

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この記事を書いた人

お酒といえばビールと日本酒でしたが、ワインの美味しさに目覚めてからはワイン三昧です。和食や中華などとの意外な組み合わせを見つけるのがひそかな楽しみ。好きなワインはシレーニのソーヴィニヨン・ブランと、トラピチェ・オークカスク・マルベック

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