「普段、赤ワインをよく飲むけど、カロリーはどれくらいなのだろう?体型に影響しないか気になる」
「これから毎日飲むお酒を赤ワインにしようと思っているけど、カロリーが高いならやめておきたい」
体型や健康のことを考えると、食べ物・飲み物には人一倍気を使います。特にお酒は「飲みすぎると太る」というイメージを持っている方も少なくないでしょう。
では、赤ワインのカロリーはどれくらいなのでしょうか。他のお酒と比べて高いのでしょうか。本記事で解説します。
赤ワインのカロリー

赤ワインのカロリーは100 ml あたり73〜75 kcal ほどです。ワインボトル1本分だと547 〜 562 kcal(小数点以下切り捨て)になります。白ワインもだいたい同じくらいのカロリーです。
後ほど詳しく解説しますが、このカロリーは他のお酒と比べると低めであることがわかります。
ちなみに、ロゼワインのカロリーは100 ml あたり77 kcal 。スパークリングワインは 100 ml あたり100 kcal ほどが目安。赤ワイン、白ワインと比べるとやや高めです。
ただしカロリーはワインの品種によって異なるため、ここで紹介した数値は目安とお考えください。
他のお酒のカロリー・糖質と比較
ワインが他のお酒と比べてカロリーおよび糖質が高いのかどうか見てみましょう。
以下は、よく飲むことの多いであろうお酒との比較表です。100 ml あたりのカロリー、糖質をまとめました。
お酒の種類 | カロリー( 100ml あたり) | 糖質( 100ml あたり) |
赤ワイン・白ワイン | 73 〜 75 kcal | 約1 . 5 g |
ロゼワイン | 約77 kcal | 約4 . 0 g |
スパークリングワイン | 約100 kcal | 約2 . 0 g |
ビール | 約40 kcal | 約3 . 1 g |
焼酎 | 144 〜 163 kcal | 0 g |
日本酒 | 約102 kcal | 約3 . 6 g |
ウイスキー | 234 〜 237 kcal | 0 g |
他のお酒と比べて、赤ワイン(白ワイン)はカロリーも糖質も低めであることがわかります。
体型が気になっている方や、飲み過ぎで太りたくない方にとって、ワインはおすすめなお酒と言えるでしょう。
赤ワインは1日グラス2杯を目安に
厚生労働省は、1日あたりのアルコール摂取量について「平均で純アルコール20gほど」を推奨しています。
赤ワインではグラス2杯程度(200 ml )となります。カロリーや糖質が低い赤ワインといえど、飲みすぎると健康に影響が出る恐れがあるので注意しましょう。
もし赤ワインをボトル1本飲むと、およそ550 kcal 前後。白ごはんに換算するとお茶碗2配分以上です。これを毎日飲んでいたら、カロリーの摂り過ぎになってしまいます。
ワインを毎日飲むなら少しずつ楽しむのがおすすめです。
赤ワインと一緒に楽しむ食事にも注意

「赤ワインをそんなに飲んでいないのに太った」と感じる方は、ワインだけでなく一緒に食べている食事にも注意してください。
ワインは食事と一緒に飲むととても美味しく感じる一方、つい食べ過ぎてしまうのがたまにキズ。しかも赤ワインにはお肉やチーズなどカロリーの高い食材がよくマッチするため、気づくと摂取カロリーが多くなってしまうことも。
つまり太った原因は赤ワインではなく、食事の方にある可能性が考えられます。食事の量や内容を見直して、カロリーを下げるようにしてみましょう。
赤ワインはカロリーが低めなお酒
他のお酒に比べ、赤ワインはカロリーが低めのお酒であることがわかります。
「体型が気になってきたけど、お酒は好きだから飲み続けたい」という方は、これまで飲んでいたお酒をワインに切り替えるのもおすすめです。
ただし飲み過ぎたり、一緒にご飯を食べ過ぎたりすると肥満の元になりやすいので、分量には気を配りましょう。