「サングリアとはどんなお酒なのだろう?もし自分で作れるなら飲んでみたい」
サングリアは少しの手間を加えることでまた違ったワインの楽しみ方と出会えるカクテルです。
ワインが苦手な人でも飲みやすいと感じることでしょう。
作り方は簡単で、ご自宅でも楽しめます。
そこでこの記事では、サングリアとはどんなお酒なのか、基本的な作り方も紹介します。
サングリアとは

サングリアとは、簡単に表すと「ワインとフルーツを混ぜたカクテル」です。
使うワインはお好みのもので構いません。赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワイン、どのワインを使ってもサングリアは作れます。
サングリア発祥の地はスペイン南部にあるアンダルシア地方だとされています。元々は状態のよくないワインを美味しく飲むための工夫として編み出されたカクテルだそうです。
そのため、開封してから数日経って酸化が進んでしまったワインでもサングリアにすることで美味しく楽しめます。
ワインに合ったフルーツを用意しよう
どのワインを使いたいか決まったら、材料となるフルーツを決めます。
フルーツもお好みで問題ありませんが、選んだワインの種類によってマッチするフルーツも異なるのです。
リンゴやオレンジはどのワインにも合うので、迷った時におすすめです。
参考までに、赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインそれぞれに合うフルーツを紹介します。
赤ワイン:いちごやブルーベリーなど赤・黒色のベリー系、リンゴ、もも、バナナなど
白ワイン:レモン、グレープフルーツなどの柑橘系、マスカット、パイナップル、マンゴーなど
ロゼワイン:リンゴ、いちご、さくらんぼ、もも、オレンジ、洋梨など
スパークリングワイン:レモン、オレンジ、キウイ、洋梨など
サングリアの基本的な作り方

サングリアの基本的なレシピを紹介します。
【材料】
- ワイン(赤・白・ロゼ・スパークリングお好みで):ボトル1本
- フルーツ(柑橘系・ベリー系などがおすすめ):適量
- 氷:適量
- 砂糖(シロップやハチミツでも可):適量
- ソーダ、オレンジジュース、コーラなどお好みのジュース:ペットボトル1本
【作り方】
- フルーツを洗い、皮はついたままの状態で一口サイズにカット(皮が硬いものなどは剥いてからカット)
- フルーツと砂糖(シロップ・ハチミツ)を容器に入れて混ぜ合わせる
- 飲む直前にワインを注げば完成。氷を入れたグラスでいただく
- お好みでジュースやブランデー、リキュールをくわあえると味わいが変わる
サングリアの作り置きはNG!作ったら飲み切ろう
作ったサングリアは作り置きはせず、ご自宅で必ず飲み切ってください。保存しておくと酒税法に違反する恐れがあります。
酒税法ではお酒を混ぜてカクテルを作る行為もお酒の製造とみなしています。お酒を作るには酒類製造免許が必要であり、免許がないと酒税法違反になる可能性があるのです。
また混ぜ合わせるお酒の種類やフルーツによっては、アルコールが糖分と反応して新しいお酒を作ってしまう場合があります。これもお酒を製造したことになり、酒税法に違反する恐れがあるのです。つまりサングリアを作り置きしておくことは、法律上のリスクがあります。
ただしこの法律には例外もあり、自分で楽しむ分にはお酒を混ぜて飲んでも違反にはなりません。
いっぺんに作るのではなく、飲みたい分だけその場で作り、作った分は飲み切るというスタイルで楽しむようにしてください。
サングリアで新しいワインの楽しみ方を見つけよう
サングリアはワインの新しい楽しみ方を見つけられるカクテルです。
アレンジ次第では様々な味わいに変化し、その日の気分や季節によって楽しみ方を変えることもできるでしょう。
フルーツや砂糖を混ぜるため甘くなり、アルコール度数も下がります。ワインやお酒自体が不得意な方でも気軽に飲めるでしょう。
本記事を参考に、ぜひ自家製サングリアにチャレンジしてみてください。
